狂おしいほどに愛しいキミよ。
わが愛をあなたに捧ぐ・・・・・・・
夜の闇は昼の闇と違って、
私の心の瞳を隠してしまうの。
ただ、ただ
あなたの存在が私を束縛して、
その束縛は私に快楽を与える。
ねぇ、どうしてこんなに空は変幻自在にその表情をかけて、
ねぇ、どうしてこんなに私達の心は空のように満たされていなくて、
毎日にただすぎていくこの
空白が、
悔しいほどに、時間の無いあなたにあげたいと私は思うの。
「片翼」
それは神話に出てくる天使の片方の羽。
人は片翼で出来ている。
人がこの世に生を受けるのは、常に自分の片翼を求めて生きているから。
対となる羽は、
この地をもつ星に
繰り返し、
繰り返し、
繰り返し、
片翼を求めながら、生きて、
生きて、
輪廻を繰り返す。
あなたただ一人を求めて・・・
運命は、常に変えられない。
いくらその運命を変えたからといっても、
結果的に考えて見れば、結局 その運命を避ける事が、運命だったから。
運命によって導かれ出会う人は、
魂が共鳴し合うの。
どこにいても、
魂が、
私の本当の姿が、
私の心の底の内を知っているの。
私の片翼は指し示す。
私が愛す、
狂おしいほどに愛しいあなたの存在を。
星は瞬く。
ただ闇に浮かぶ、その輝きを証として、
遠くから、穏やかに、私達を見守るものだ。
宙の向こうは森羅万象。
そして、宇宙を兼ね備える私たちの身体も森羅万象。
私はこの先の道のはてに何を求め、
何を得られるのだろうか。
人は行く河の流れを知らず、
人は流れ行く時間を知らず、
人は流転に新たな発見を求めていくばかり。
変わらぬものは「愛」であり、
人である。
支え合う、人はその真意を悟るだろう。
この手を宙にかざして、得られるもの。
それは神が、人を作ったという説元をたどっていくものだ。
人は人を愛するだけでいい。
私の愛はあなたを思うだけで、使いきる。
得られるものは、形をなしているものなのか・・・・。